今週のシンガポール疾病状況


ラッフルズ ジャパニーズクリニック提供

2017年8月15日号 No.738

最近1週間のシンガポール疾病状況

インフルエンザはさらに減っていますがA型B型ともに検出は続いています。成人の
水ぼうそう(水痘)も診断されています。水ぼうそうに未感染で、予防接種をうけてい
ない方はワクチン接種をお薦めします。シンガポールではデング熱は少ない状態が続
いていますが、ジョホールバルでデング熱に感染した小児が報告されています。
卵かけご飯が原因と考えられるサルモネラ感染で、高熱と下痢の女児もいました。サ
ルモネラ感染は未就学児で重症化のリスクがありますので、加熱が十分でない鶏卵に
は注意が必要です。

■特集:歯科コラム その28 歯をぶつけてしまった!

「転んで歯をぶつけてしまった」「子ども同士でふざけていて頭が歯に当たってしま
った。」など、多くの人が前歯の負傷で受診されます。
・歯がグラグラしている
・歯の位置が変わった
・出血している
・歯が抜けてしまった(!)
といったぶつけた直後の症状から、
・歯の色が変わってきた
・歯ぐきが腫れてきた
・歯ぐきから膿が出てきた
など、しばらく経ってから出てくる症状もあります。
何はともあれ、歯をぶつけてしまったらまずは歯科を受診しましょう
。 もしも歯が抜けてしまった場合は、抜けた歯を生理食塩水または牛乳に入れて出来る
だけ早く歯科を受診してください。1時間以内であれば元の位置に戻せる可能性があ
ります。もしも生理食塩水や牛乳がない場合は口腔内に歯を入れて唾液で保護しまし
ょう。その際、飲み込んだり噛んだりしないよう注意が必要です。
歯の色が変わってきたからといって、必ずしも神経の治療をしなくてはならないわけ
ではなく、症状がない場合や乳歯の場合はそのまま経過観察をすることもありますが
、痛みが出たり歯ぐきが腫れて膿が出てくるようであれば治療の必要があります。

歯科医師  畑 昌子

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